赤碕小学校は明治6年2月27日に「赤﨑学校」として専称寺というお寺で開校しました。令和5年2月27日は赤碕小学校創立150周年記念の日です。町長様をはじめ、教育長様、地域の皆様、PTAの皆様、赤碕小歴代の先生方にもご臨席していただき式典を行うことができました。子どもたちにとっても体育館に全校で集まるのは、本当に久しぶりのことでした。校歌をみんなで歌ったのも(マスクを着けたままですが)何年ぶりだろうと思うと、この日に校歌を歌えることがことさらに感慨深いものとなりました。式の中では、校長からは150年の赤碕小学校の歴史で変わってきたもの、受け継がれているものについて話しました。来賓で来ていただいた岩田さんには、「小学校の思い出」ということで戦時中でありながら勉強しようとがんばっておられたことや物をとても大切にしてきたこと、赤碕小学校の子どもたちへの思いなど温かい気持ちになるお話をしてくださいました。次に、上嶋さんには、今から60年前の2月27日に赤碕小学校の子どもが、遭難している韓国の船を見つけ、地域の人みんなで助けたり、ふろや食事でもてなしたりした心が温かくなるお話をしてくださいました。最後に、6年生が人権学習をして学んできたことを「6年生人権宣言」として発表しました。6年生が前に出ると他の学年の子がすごくうれしそうにして、終わると大きな拍手が体育館に響いていました。これが先輩の後ろ姿なんだなって、日々の子どもたちのつながり愛を感じました。